次の日から早速仕事が始まった。
オーペアの暮らしについて書く前に、このオーペアの仕事について詳しく紹介しようと思う。
オーペアとは1投目「オーペアのはじまり」で少し書いたように、仕事の一つであり、海外でホームステイをしながらその家族の子供の世話や家事の手伝いをすることを言う。
日本では聞かない仕事だと思うが、海外(とりあえずオーストラリア)では、馴染みのある仕事のよう。
図で表すとこんな感じ。
通常のホームステイと違って家族の手伝いをするため、住居費や食費等、基本の生活費は全て無料、ホストファミリーが全額負担してくれる。
そのため、給料という概念は存在しない。しかし、家によっては車や自転車を貸してくれたり、お小遣い(といっても立派な額。相場は週に福沢さん1.5人~3人)がもらえたりそのほかにも+@な特典があったりする。
もちろん、家族旅行に一緒に行かせてもらった場合はそのお金も家族が負担してくれる。(私の家の場合はそう。)
生きた英語を学べるだけでなく、出費を抑えながらもより現地の家庭や生活に近づけるとても魅力的な仕事だと私は思っている。
また、子育て中の家族の生活を見るということは、国籍関係なくなかなかできないし、貴重な経験だと思う。
ちなみに、子供の世話(12歳以下)をすることが前提のため、子供のいない家庭や子供が中学生以上の家庭には行く事ができない。
私のお世話になっているご家庭は親と子供2人の4人家族。
子供は小学4年生の男の子(小4ボーイ)と6年生のお姉ちゃんの2人である。
オーペアを募集する家族は子供が小学生低学年まで(8歳くらい)が多いそうなので、うちは大きめだ。
私が来た当初、マザーが1ヶ月間の海外出張に出ていた。
マイルドゴルゴのファザーも仕事の都合上3~4日帰ってこれないことがよくある。
よってここでわたし、オーペアの出番というわけだ。
彼らはこれまでにも2人(フィンランド・ドイツ)のオーペアを招待した経験があるそうだ。
そんな家族とのにぎやかな日々を、私は過ごしている。
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